第9回 健康寿命をのばそう!アワードで山口県和木町が優良賞を受賞
写真 左、米本和木町長、 右、河内副町長
中央左から 地域包括支援センター、岩下さん、藤川さん、茅原さん
平成29年度に、和木町地域包括支援センターの社会福祉士の岩下めぐみさんがこの度の取り組みを企画され、保健師の藤川真由美さん、社会福祉士 茅原史貴さん、私も一緒に介護予防事業を行なってきました。
和木町地域包括支援センターの方々は、地域で暮らす皆様を介護・福祉・健康など様々な面から支え、いつまでも元気で住み慣れた地域で生活していけるよう、本当に親身になって色々と企画されたり、相談にのられています。
先日お会いした町民の方にも、困ったときには、いつも相談にのってくださり、さらにすぐに対処して行動してくださるから、とても有り難いし、頼りにしているんです。と、おっしゃられていました。そんな地域の皆様といつも接してきた方々だからこそ、地域町民の方寄り添った取り組みをされ、評価されたのだと思います。
今回受賞したのは、和木町全体での取り組み
「 みんなが生徒 みんなが先生で健康づくり 」~いつまでも自分で歩いて、口から食べよう~
「3つのあ」プロジェクト
目的 子どもから高齢者まで幅広い年代の元気づくり
あしゆび体操
足指をしっかり広げて体の土台を整えましょう
あいうべ体操
口呼吸を鼻呼吸に変えて、免疫力アップ
あるこう運動
体力・筋力をつけましょう
あしゆび(ゆびのば)体操、あいうべ体操は、みらいクリニック 今井一彰先生の監修のもと行なっています。
平成29年度から行なった、
要支援の方向けの介護予防・日常生活総合事業(通所サービスC)
足育をとりいれた運動機能向上プログラムでは、要支援の方が支援なしになったりと、驚きの結果でした!!
半数の方に変化がみられ、痛みが楽になったり、家事が今までのように出来るようになった喜びの声をお伺いし、私も嬉しくなりました。
→ その詳しい結果はこちら
介護予防事業は、結果が出たことで終わりではありません。
それをどうやって維持していくかが、とても大切なことです。
ひざ痛・腰痛・足の痛み・歩行が不安定な方に、足育をとりいれた運動機能向上プログラムで向上した、体の機能を維持するために、取り入れた制度があります。
「ゆびのばさんの認定制度」
足育をとりいれた介護予防事業で習った、あしゆび(ゆびのば)体操を毎日することで元気になったことを、今度は伝えていく役割。
家族・友達・地域・色々な教室で教えることができる「ゆびのばさん」という認定証をお渡ししました。
習って自分が元気になったこと、今度は先生になって伝えていく。
褒められたい・認められたい・人の役にたちたい(対人関係の3大欲求)
という気持ちを、ゆびのばさん認定制度は満たすことが出来、人とのつながりや交流の場が広がり、孤立が防げます。
しかしながら、外に出ることに積極的ではない方もいます。
そんな方や、急激な体調不良を、いつも温かく見守り、必要があればすぐにかけつけてくださっている、地域包括支援センターの方々のフォローがこの介護予防事業の継続につながっているのだと思います。
今年度はまた、新しい取り組みをはじめました。
地域で元気に過ごされているかたが、そのままの機能を維持出来る。もしも、一時的に介護支援が必要になっても地域に戻ることが出来る居場所づくりや、仕組みづくり。
介護予防・日常生活総合事業(通所サービスB)
地域で自主的に体操しているグループ対象に「3つのあ」を取り入れる講座を行なっています。
さらに多くの皆様に 元気な体づくり「3つのあ」を伝える 新たな取り組み!
詳しくは、またつぎのブログでお伝えしますね。
お問い合わせは こちらから
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