NHK 情報維新やまぐち 出演　～和木町予防予防事業～

 

昨日のNHK　情報維新やまぐち　和木町のご当地ニュースに出演させていただきました。

和木町で広がる健康体操

和木町では、地域ごとに自主的に集まって毎週体操しているグループがいくつもあります。

長いグループは20年以上！　すごいですよね。

 

70～80代の皆様が体操している教室が取材されました。

 

今回　時間の都合上、詳しくは放送されていませんが、

今は、みんなが元気に続けられている体操。
実は…課題もありました。

高齢者自主運動グループが長く続いているが…
参加者が高齢化⇒体操についていけない
虚弱になると辞めてしまう（事業対象者や要支援認定相当には体操がキツイ）

 

そこで、和木町の包括支援センターの皆様の取り組みがはじまりました。

既存の高齢者自主運動グループへの支援を行なうことで、こうして皆様がいくつになっても参加出来る体操の教室・おしゃべりして楽しく体を動かせる教室になっています。

 

支援内容は、
いつまでも続けられる体操を自分たちで作りかえよう！
安全性が高く、体にいい運動を、理学療法士と一緒につくることで、やらされているのではなく、自分が体を元気にしているという自信や意欲につながるように！

地域で活動したい人、している人を全力で応援する

体操の条件は
３つのあ　元気プロジェクトの一つ　あしゆび体操（ゆびのば体操）・あいうべ体操は、必ず入れるという事だけ。

理学療法士が、既存の体操している様子を撮影し、どの運動が負担になっているか。
体の痛みや動きにくさを作っている体操は、別の体操を提案し、みんなでしてみる。
みんなが好きな体操はどれか、やり方を間違えている体操はないか。
もっとしてみたい体操を聞いたり、グループによって内容がどんどん変わって、オリジナル体操になる。自分たちで考えた体操なので愛着がわいて楽しく取り組める。

色々な意見が出て、地区ごとに毎回楽しい内容の体操ができあがりました。

詳しい　和木町包括支援センターの取り組みは下記をご覧くださいね。
和木町ホームページ　住民と取り組むセルフケア ～3つのあ元気プロジェクト～　作成　岩下めぐみ

 

 

 

体操した後は、

・体が軽くなる
・体が動きやすい
・血の巡りがよくなるきがする
・おしゃべりしたりして、とにかく楽しい
・ここに来たら元気になれる

などなど…取材の時に皆様が笑顔でインタビューに答えられていました。

 

 

最後には、体操のはじめには、必ずしている　あしゆび体操（ゆびのば体操）をメインキャスターの大西結衣さんに体験していただきました。

まずは、体のバランス、安定感をみるテスト。
手を組んでもらい、下に引っ張ると、足元がぐらっとしました。

 

 

つぎに、あしゆび体操（ゆびのば体操）を行ないました。

手と足を握手して、やさしく、ゆっくり動かすのが、ポイントです。
1回に10回～15回　　1日2回程度行なう事をオススメします。」

あしゆび体操（ゆびのば体操）の詳しい方法は　こちら

 

 

 

 

あしゆび体操（ゆびのば体操）後、
「えっ、待って　全然違う。
足がちゃんと指が開いて地面にペタってついて、ふんばれているっていうのが自分でも実感できます」　と、驚かれていました。

 

 

 

 

この、あしゆび体操（ゆびのば体操）も、今回皆様が行なっている体操も、自分の体を自分で元気にする体操です。

 

 

自分の体は、毎日の生活習慣で出来ています。

自分の体には自分が向き合って元気にしていくという、セルフケアがとても大切だと思っています。

和木町には和木町全てを大きな学園とみたて、生涯学習を推奨しています。
合い言葉は「みんなが先生・みんなが生徒」です。

だからこそ、自分が元気になったら、先生となって、家族に伝えてほしい。家族が元気になったら、お友達、近所の人、地域の人、そして和木町全体が元気になることを願っています。

 

この和木町の取り組みは、健康寿命を延ばす自治体をあげた取り組みとして、厚生労働省からも表彰されています。詳しくは　こちら　和木町のホームページ　３つのあ元気プロジェクト

私のブログでも書いています。こちら

 

このあしゆび体操（ゆびのば体操）・あいうべ体操は、みらいクリニック今井一彰先生が考案された体操です。いつも、色々な面からご指導頂き、心から感謝しています。

また、いつも町民に寄り添い、きめ細かい支援をされている和木町の包括支援センターの皆様。
毎回色々な問題にきちんと対策を検討され、支援を考えらえています。また素晴らしい結果を出されています。一緒にお仕事させていただき、とても幸せです。
今回　NHK情報維新やまぐちに出演させていただけたのは、その仕組みを考えた、包括支援センターの岩下さんのお陰です。

両者に、心よりお礼申し上げます。
ありがとうございます。