介護度改善!介護予防,日常生活支援事業…足育を取り入れたプログラムで驚きの結果!

介護予防事業、通所型サービスCで驚きの改善度

平成29年4月から山口県和木町の介護保険事業 通所型サービスC のご依頼をいただきました。

65歳以上の 要支援1、2認定者を対象とした、介護予防、日常生活支援総合事業です。

足育を取り入れた運動器機能向上プログラムで、H29年度受講者

8人中 4名の方が介護度改善! 改善度50%
要支援1→非該当、支援2→支援1(2名)、支援2→更新なし

この介護度改善には、和木町包括支援センター、社会福祉士、保健師、主任介護支援専門員などの医療スタッフとの連携があったからこそ!

改善し終了後1年半~8ヶ月たった今でも、介護度改善が維持されています。

足育を取り入れた 運動器機能向上プログラムの内容

介護予防、日常生活支援総合事業「 通所型サービスC 」

通所型サービスCとは、生活機能を改善するための運動器の機能向上を3~6ヶ月の短期間で行われるサービスです。今回の期間は3ヶ月で行いました。

月に1回 3ヶ月間
1時間、お1人づつ足育を取り入れた運動機能向上プログラム。
体の土台、が姿勢・歩き方・体の痛み・日常生活動作ににどのように影響しているか、一緒にみていきます。

体力測定として、片足立ち、TUG(★1下記内容記載)の時間を測定。
身体機能検査は、基本動作分析、写真撮影(立位姿勢検査)歩行分析、関節の動き、筋力測定などを行い、その後に関節可動域訓練、筋力増強訓練、姿勢や歩行指導。
日常生活習慣調査を、聞き取り調査にて。今の日常生活で痛みが出る動作や癖がないか、
おこなっている運動に体に悪影響を及ぼしていることはないか、生活習慣など、日常生活を見直していきます。

★1
TUGテストとは「椅子に深く座り、背筋を伸ばした状態からスタートし、無理のない速さで歩き、3m先の目印で折り返し、終了時間はスタート前の姿勢に戻った時点とする」とされています。(運動器リハビリテーション学会より)高齢者の運動機能に関してTUGテストの信頼性は高く、下肢の筋力、バランス、歩行能力、易転倒性といった日常生活機能との関連性が高いことが示唆されています。そのため、医療現場だけでなく、介護現場での評価としても実施されています

その後に、家で出来る足指ストレッチ(ゆびのば体操)や、体のストレッチをお伝えして、毎日少しずつ行っていただきます。靴や歩き方も家で気をつけてもらいます。足指の歪みが強い方は矯正のため、ゆびのばソックスを履いていただいたりしています。
きちんと出来ているか、毎月確認して、3回目で終了。

3ヶ月後
片足立ち時間 8名中6名増加そのうち1名、片足立ちを行っていない方を含む)
TUGの時間 8名中7名減少
※立った時の姿勢が安定し、歩行スピードがアップしました

 

こちらの女性は、O脚で膝の痛みが強く歩きにくい、家事がほとんど出来ない。毎日お風呂に入るときに膝・股関節が痛くて…そして歩きにくい夫を付き添って病院にも行くにも難しい。老老介護の状態。姿勢も前屈み、左膝を曲げて立っている状態。この方の足指は、特に左が屈み指が強い。小指は内側に曲がる内反小趾、横を向いている寝指。足指に力を入れて立つのがいいのだと、体が勘違いしている状態です。実は、これは立ちにくい・痛みの出やすい姿勢です!

3ヶ月後には、膝の痛みが軽くなって歩きやすくなった。かがみ動作が出来るようになり、家事が楽になっています。ずっと出来なかったトイレ掃除も出来るようになりました。お風呂にも楽に入れています。と、嬉しそうな声をお聞きました。毎日、家でゆびのば体操、ゆびのばソックスを続け、左の屈み指が伸びてきています。また、左膝をずいぶんのばして立てるようになり姿勢も変わってきました。
初回は支援2でしたが→その後 更新なし  

片足立ち 初回 7.45秒 →  23.2秒 時間延長
TUG 初回8.89秒 →  8.25秒  早く歩ける

明らかに立った姿勢・歩行が安定してきています

1年後の先日お会いしたときも、楽に動けています。しかも、身長が1センチ伸びました!と、喜びの声をいただきました。

大切なのはその時だけでなく、継続して元気な体でいれること!
家で出来るセルフケア
簡単な足指ストレッチ(ゆびのば体操)・簡単な体のストレッチを覚えていただき毎日おこなうこと。

人に体を動かしてもらうことは、痛みが強いときは大切です。今回も、体の各関節の調節をおこないました。

しかし、今回の目的は3回が終わった後に体が楽になったら、維持するために自分で出来る予防を覚えていただくことです。

足指ストレッチ(ゆびのば体操)をきちんと覚えていただいた方には、「ゆびのばさん」という認定証をもらえます。認定証をいただいた方は、地域の方、教室で皆さんに足指体操(ゆびのば体操)を教えていただきます。自分が元気になった事を地域に還元する。

要支援の認定され介護サービスなど受けると、介護度が改善して元気にはなりたいけど、今まで受けられていたサービスが受けられないのは不安。そのほうがが困るから元気になりたいけどならない方がいいと、無意識のうちに感じていらっしゃる方もいると思います。

でも自分が元気になることが、他の方々にいい影響を与える事ができる、自分の体験をお話して人の役にたてるなんて幸せなことですよね。ぜひ、生きがいになってくださると嬉しいですね。今回、介護度が上がってサービスが減っても、自分の動きやすさ歩きやすさが改善した為、不満の声なしというところが本当にすごいところです。

先ほどの女性も、地域の運動教室で、ゆびのばさんとして、皆さんにゆびのば体操を紹介して実践されているそうです。良くなった方の声は、皆様の心に響いているようです。

また、和木町包括支援センター、社会福祉士、保健師、主任介護支援専門員などの医療スタッフがモチベーション維持のため色々考えてアフターフォローされてます。

一度の沢山の方を見ることは出来ませんが、少人数でも確実に結果をだしている介護予防事業です。

ここまでを視野に入れた介護予防事業なので、終了後1年半~8ヶ月たった今でも、介護度改善が維持されているのは、色々なアプローチの秘密があるからです。

 

まとめ

歩きにくい、動きにくさ、痛みがある方には、体の土台である足の変形や使い方を間違っている方が多くいらっしゃいます。今回も足の変形が、姿勢の歪みをおこし、歩きにくさに繋がっていらっしゃる方が多くいらっしゃいました。足指を動かすだけで、全ての痛みが楽になるわけではありません。
しかし、体の土台をおろそかにし痛みのある場所だけにアプローチしても、体のくせがある限り、また同じ痛みや動きにくさ歩きにくさにつながることが多いのです。

整形外科勤務の際に、直後は楽にになって帰られた方が、数日しか続かなかったとよくおっしゃられていました。その理由は体の土台である足をみていなかったから!

予防は誰でも出来ます。ぜひ、介護予防にも足育を取り入れていただきたいです。

他の受講者のご様子は、また書きますね。

足育を取り入れた運動器機能向上プログラムには、ちょっとしたコツがあります。
詳しい方法を、お聞きになりたい場合は足育講座・足育セミナーをご依頼ください。

ブログにも様子を書いています→90歳でも痛みが楽になる方法

お問い合わせはこちらから

 

おまけ 通所型サービスCとは

通所型サービスCとは、生活機能を改善するための運動器の機能向上や栄養改善等のプログラムを3~6ヶ月の短期間で行われるサービスです。
事業内容は、日常生活に支障のある生活行為を改善するために、利用者の個別性に応じて、プログラムを複合的に実施していきます。プログラムには以下のものがあります。
(1)栄養改善プログラム
(2)口腔機能の向上プログラム
(3)認知機能の低下予防・支援
(4)運動器の機能向上
(5)膝痛・腰痛対策
(6)閉じこもり予防・支援
(7)うつ予防・支援
(8)ADL/IADLの改善

通所型サービスCの対象者
対象者としては、体力の改善に向けた支援が必要な方、健康管理の維持・改善が必要な方、閉じこもりに対する支援が必要な方、ADLやIADLの改善に向けた支援が必要な方に行います。
私が行ったのは以下のプログラムです。
運動機能の向上プログラム
運動機能が低下している又はおそれのある対象者に、理学療法士等を中心に看護職員、介護職員等が協働して運動器の機能向上に係る個別の計画を作成します。その計画に基づき、ストレッチング、バランストレーニング、コンディショニングトレーニング、有酸素運動、筋力向上トレーニング、機能的トレーニングなどを受けることができます。
(健康長寿ネットより)

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