理学療法士向け 足育セミナー
理学療法士向け足育セミナー
先日、「理学療法士向け 足育セミナー」をご依頼いただきました。
理学療法士を一言でいうならば動作の専門家です。
子供から大人まで、寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活動作が円滑に・痛みなく出来るように、動作能力向上を行う知識や技術をもっています。
スポーツ選手、スポーツ愛好家には、パフォーマンス向上するための体のコンディショニング向上トレーニングも行うこともあります。
その動作が出来ないからといって出来ない動作を何度も行う訳ではありません。
何が原因なのか導きだして、
運動療法(関節 可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、痛みの軽減など運動機能に直接働きかける治療法)や
物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、
そこにアプローチしてからもう一度動作をしてもらいます。
さらに、動作訓練や修正を繰り返し、動作改善に必要な動きを再獲得してもらうことで、動作能力の向上を目指します。
骨・筋肉・神経・体の各機能の構造や動きを知っているからこそ、動作・歩き方を見て問題点を見つけ、体を触ってアプローチ出来ます。
でも…、体のことを知ってるだけでは、アプローチ出来ません。
骨・筋肉・神経・体の各機能の構造や動きを知っていることは、出来ない動きや痛みのある動作、パフォーマンスをあげたい動きが、どこが原因で起きているのかを探していく為の予備知識なのです。
料理するのに、材料の名前を知っているだけでは料理が出来ません。実際に作ってみて、材料や料理にあった切り方や調理方法を自分で出来るようになることが大切ですよね。
予備知識だけで膨大な情報量です。でも、ここはあくまでも出発点です。
理学療法士の方に質問です。
・運動療法、8つ答えられますか?行う事が出来ますか?
・物理療法はどんな種類?どの症状にどれをどこの部位に使用すると効果的?
・姿勢分析・動作分析は得意ですか?
理学療法士になりたての頃、質問されてわからず、恥ずかしかった思い出。
頭の中を整理すればするほど、人の動作をみてどこが問題点か見えてきます。
頭の中の知識が、例えれば…ごちゃ混ぜに大きな引き出しに入れているものを、小さな引き出しに入れて取り出しやすくするような事。
せっかくの素晴らしい知識や技術を持っているので、さらにいかせる方法を知っていただきたい。
今回受講された方のご感想で、
理学療法士になりたての頃、先輩の頭の中はどんな感じで考えているのだろう?と、よく思っていました。質問してもわからなかったことが…このセミナーで整理して教えていただいたお陰で、少しわかってきた気がします。頭に入れるのではなく、どうやって使うかが大切なんですね。
実際に自分が行ってみたり、質問されることが多くて、どきどきしたり出来ない自分に落ち込んだりしたけれど、あっという間の時間でした。まだまだ、聞きたいです。
など…
嬉しい感想を頂きました。
理学療法士の技術・知識を見直す。
そして、体を全体的にみる力を養う。
痛みや問題のある箇所だけに、注目するのではなく、
「体の繋がりをみていく足育セミナー」です。
今回は、理学療法士向けでしたが、体の専門家の方々にもぜひ一度聞いて欲しい内容も盛りだくさんです。
体のことを知っている方だからこそ、面白い内容です。
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