島根県吉賀町「こどもの足育」講座 保育士の先生方が保育時にすぐにとりいれる事が出来る実践編
島根県吉賀町保育所連絡協議会主催 「こどもの足育」講座
11月20日 島根県吉賀町保育所連絡協議会主催、「こどもの足育」講座を行いました。
昨年12月 島根県かのあし保育士会主催「息育・足育」講演会(福岡県みらいクリニック 今井一彰院長の代わりに講演させていただきました)で、今まで全然着目していなかった、息育・足育の大切さがわかって良かったので、今回は園児の足をどう見たらいいのか、保育の中でどのように取り入れたらいいのか「こどもの足育」について教えて欲しいと、ご依頼いただきました。
2回目のご依頼は本当に嬉しい事です。
「こどもの足育」の内容
今回は、保育の中で取り入れることを目的とした応用編です。
午前中は、園児(年長)10名と園長先生・保育士先生方での足育講座。
先生方が子供の足をどのようにみたらいいかわかるために、子供の姿勢・足の写真撮影。
その後、
子供と足指が使えるようになる足育遊び。
遊んでいるときにきちんと足が使えているかチェックする方法、
子供がやる気になるゆびのば体操の伝え方(ここ大切ですね)
その他にも、盛りだくさんの内容をお伝えしました。
午後からは、午前中に撮影した園児の足や姿勢を先生方にわかりやすく編集し説明。
子供の足の変形で一番多いのは 内反小趾です。小指をみてください。くるっと曲がっていませんか?小さな小趾。でも重要な役割をしています。
小趾の役割、重要性、足指の使い方や、姿勢の歪みに繋がるのはなぜか?
実際に毎日みている園児たちをモデルとしてお話ししたので、先生方はとても真剣にお聞きくださいました。色々な子供の特徴とあわせてお話しいたしました。
先生方より、
・全然問題が無いと思っていた足・姿勢が…びっくりです。写真を撮ってこのようにするとわかりやすいですね。
・今まで、園児の足がいいのか、悪いのかさえわからなかったけど、すごくわかりやすかったです。
・遊んでいるとき、動いているとき、どんな動きが足が使えているのか、つかえていないのか少しわかりました。
・こけやすい理由がこれなんだとわかりました。
・足が痛い、と言っていた子供の原因が…ここだとは驚きです。
・O脚や足がクロスしている子供の原因は、この説明で納得しました。
・無知って怖いですね。いいと思ってしていたことが逆効果だったなんて…明日から見る目が変わります。
等々…嬉しいご感想でした。
足の長さの測り方、
靴の選び方、買うときのポイント。
午前中の遊びがどのような効果でどんな順番で行えばいいか、
足指を使うことが苦手な子供の対処法なども、色々お話させていただきました。
子供の成長に応じて、色々なアプローチがあります。
島根県吉賀町保育所の園長先生、保育士の先生方、ご依頼、準備、ご参加いただき、本当にありがとうございました。
知っていることで、見方が変わります。ぜひ、足育が広まって欲しいです!!
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おまけ
島根県吉賀町は、紅葉した山々がとてもキレイな場所でした。
お伺いした、七光保育所は木をふんだんに使った保育所で、中に入ると子供が楽しい仕掛けが沢山あり驚きでした。午前中が終わった後、園児たちが「見て見て」こんなことも出来るよ。すごいでしょ。と、色々なことを見せてくれました。とても可愛い園児たちでした。
昨年の講演会後から、ゆびのば体操を取り入れてくださっているそうです。いいことはすぐに実践してくださる、園長先生、保育士の先生方。本当に子供のことを一生懸命考えてくださっている素敵な先生方でした。
今回は、お昼ご飯を園児たちと一緒にご馳走になり、ありがとうございました。
美味しい給食と、園児が色々な話をしてくれて、とても楽しいお昼でした。